VHDXをVHDに変換する

以前のブログで、VM Importの手順を紹介しましたが、Hyper-Vの最新のディスク形式である”VHDX”形式には、対応していません。
そのため、AWSへVM Importを行う場合は、ディスクを出力した後に、VHDXをVHDに変換する必要があります。
今回は、その手順を紹介します。
※利用しているのは、Windows 8.1 ProのHyper-Vを利用しています。

仮想マシンのディスクを出力

Hyper-Vを開いて、世代が”2″となっている仮想マシンを選択し、右側メニューの”エクスポート”を押します。2014-10-19_18h58_12

仮想ディスクの出力先を選択します。

2014-10-19_18h59_51

エクスポートが始まると、仮想マシンの状況が”エクスポート中”となります。

2014-10-19_19h00_27

指定した場所に、VHDXとしてディスクが出力されます。

 

 

2014-10-19_19h04_44

ディスク形式を変換

Hyper-Vを開き、右側メニューの”ディスクの編集”を利用してディスクを変換します。2014-10-19_19h05_20

ウィザードが起動するので”次へ”を押します。

 

2014-10-19_19h05_34

変換元のディスクを指定して”次へ”を押します。

 

2014-10-19_19h06_01

ディスクの変換を行うため、アクションは”変換”を押します。

 

2014-10-19_19h06_14

変換するディスクフォーマットは”VHD”を選択します。

2014-10-19_19h06_27

仮想ディスクの種類は後からでも変更可能な”容量可変”を選択します。

2014-10-19_19h06_38

変換された仮想ディスクの名前と出力先を入力します。

2014-10-19_19h07_37

最後に確認画面が表示されるので、問題が無ければ”完了”を押します。

2014-10-19_19h07_50

変換が実行されると以下のようなウィンドウが表示されます。

2014-10-19_19h08_01

 

変換が完了し、以下のようにVHDXがVHDに変換されました。

 

 

 

2014-10-19_19h09_52

まとめ

最新のHyper-V環境を利用していて、AWSへVM Importを利用して移行を行いたい場合は、今回紹介した変換の作業が必要になります。
ディスクを変換するのは、時間と手間がかかるので、VM ImportがVHDXに対応してくれるとありがたいですね。

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