以前のブログで、VM Importの手順を紹介しましたが、Hyper-Vの最新のディスク形式である”VHDX”形式には、対応していません。
そのため、AWSへVM Importを行う場合は、ディスクを出力した後に、VHDXをVHDに変換する必要があります。
今回は、その手順を紹介します。
※利用しているのは、Windows 8.1 ProのHyper-Vを利用しています。
仮想マシンのディスクを出力
Hyper-Vを開いて、世代が”2″となっている仮想マシンを選択し、右側メニューの”エクスポート”を押します。
仮想ディスクの出力先を選択します。
エクスポートが始まると、仮想マシンの状況が”エクスポート中”となります。
指定した場所に、VHDXとしてディスクが出力されます。
ディスク形式を変換
Hyper-Vを開き、右側メニューの”ディスクの編集”を利用してディスクを変換します。
ウィザードが起動するので”次へ”を押します。
変換元のディスクを指定して”次へ”を押します。
ディスクの変換を行うため、アクションは”変換”を押します。
変換するディスクフォーマットは”VHD”を選択します。
仮想ディスクの種類は後からでも変更可能な”容量可変”を選択します。
変換された仮想ディスクの名前と出力先を入力します。
最後に確認画面が表示されるので、問題が無ければ”完了”を押します。
変換が実行されると以下のようなウィンドウが表示されます。
変換が完了し、以下のようにVHDXがVHDに変換されました。
まとめ
最新のHyper-V環境を利用していて、AWSへVM Importを利用して移行を行いたい場合は、今回紹介した変換の作業が必要になります。
ディスクを変換するのは、時間と手間がかかるので、VM ImportがVHDXに対応してくれるとありがたいですね。